就活イベントとは？参加するべき就活イベントの見分け方

就活を始めたばかりの学生にとって、「就活イベントって何？」「参加する意味あるの？」と疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。実際、就活イベントは種類が多く、闇雲に参加しても時間を無駄にしてしまうこともあります。

このコラムでは、就活イベントの種類と、参加すべきイベントの見分け方について解説します。

就活イベントとは？

就活イベントとは、企業や団体、大学などが主催する、学生と企業が出会う場のことです。情報収集や企業理解、面接練習など、目的に応じたさまざまなイベントがあります。

主な種類は以下の通りです。

〇合同説明会
多くの企業が集まり、ブース形式で説明を行うイベント。効率的に複数企業の話を聞くことができる。

〇業界研究セミナー
特定の業界にフォーカスしたイベント。業界ごとの特徴や仕事内容について深く学べる。

〇企業主催イベント
企業が自社単独で行う説明会や選考直結型のセミナーなど。インターンや早期選考の入り口になることも。

〇キャリア支援イベント
大学や就活サービス会社が主催する自己分析講座、面接練習、ES添削などのスキルアップ型イベント。

イベントに参加する目的が明確であればあるほど、得られるものが大きくなります。以下の視点で自分に合ったイベントを見極めましょう。

まだ自己分析中の段階で、選考直結型のイベントに参加しても効果は薄いかもしれません。逆に、志望業界が決まっているなら、早期選考やインターン直結型のイベントは有効です。

〇初期：業界研究セミナー、キャリア相談会
〇中期：合同説明会、座談会、企業セミナー
〇後期：選考直結イベント、模擬面接イベント

イベント概要に参加企業が明記されていない場合もあります。興味のある業界・企業が含まれているかを事前に確認しましょう。

志望度が高い企業が出ている場合は、印象に残る接点作りのチャンスです。

数百人規模の大型イベントもあれば、少人数の座談会やワークショップ型イベントもあります。ざっくり情報を集めたいなら大規模イベント、じっくり話を聞きたいなら小規模イベントが向いています。

内容についても、話を「聞くだけ」なのか、ワークや質問タイムがある「参加型」なのか、自分のスタイルに合った形式を選びましょう。

イベントによっては集客だけを目的にした質の低いものも存在します。信頼できる就活サービス会社や大学主催のイベント、企業公式イベントを選ぶようにしましょう。

口コミやSNSでの評判を調べてみるのも手です。

〇事前に企業の情報をチェックしておく
〇質問をいくつか準備しておく
〇当日の振り返りメモをとっておく
〇名刺やエントリーの機会があれば積極的に活用する

就活イベントは、自分に合ったものを選べば、情報収集・企業理解・モチベーションアップに非常に有効な手段となります。ただし、すべてのイベントが自分にとって必要なわけではありません。目的とタイミングに合わせて、賢く選びましょう。

就活は限られた時間の中で動くもの。イベント選び一つで、あなたの成長スピードや出会える企業が大きく変わります。自分に合ったイベントで、納得のいく就活をスタートさせましょう。