就活生のタイプ別、行くべき就活イベントの特徴
就職活動では、自分に合った情報や企業と出会えるイベントに参加することが、納得の内定獲得への近道です。しかし、就活イベントと一口に言っても、種類も多く、すべてに参加するのは現実的ではありません。この記事では、就活生のタイプごとに、相性の良いイベントの特徴を紹介します。
自己分析タイプ:自分の軸がまだ見えていない人
〇おすすめイベント
・キャリア相談系イベント
・業界研究フェア
・少人数制のワークショップ
〇特徴
・企業よりも「自分」を知ることが中心
・キャリアアドバイザーやメンターとの面談が充実
・他の学生との交流を通じて、自分の価値観を整理しやすい
情報収集タイプ:多くの企業を知りたい人
〇おすすめイベント
・大規模合同説明会
・Web上の企業フェス
・就活メディア主催の合同フェア
〇特徴
・短時間で数十社に一気に触れられる
・志望業界が決まっていない人にぴったり
・パンフレットやプレゼンで効率よく企業比較ができる
行動派タイプ:早く内定が欲しい人
〇おすすめイベント
・早期選考直結型イベント
・スカウト型イベント
・逆求人フェス(企業が学生にアプローチ)
〇特徴
・参加と同時に選考が進む仕組みあり
・企業との距離が近く、意思決定が早い
・「ガクチカ」「志望動機」などの準備が整っている人向け
コミュニケーション重視タイプ:人柄や雰囲気で判断したい人
〇おすすめイベント
・座談会形式イベント
・社員との1on1イベント
・OB訪問イベント
〇特徴
・企業のリアルな雰囲気や文化が体感できる
・人事だけでなく現場社員と話すチャンスが豊富
・入社後の働き方やカルチャーフィットを重視する人に◎
志望企業が明確なタイプ:狙った企業に入りたい人
〇おすすめイベント
・志望企業主催の単独説明会
・OB/OG訪問型イベント
・特別選考イベント(エントリー者限定)
〇特徴
・志望度の高さを直接アピールできる
・企業が求める人物像や選考ポイントを深く理解できる
・自己PRや質問の質で他の就活生と差をつけやすい
おわりに
就活イベントは「たくさん行けばよい」というものではありません。自分のタイプやフェーズに合ったイベントを選ぶことで、より実りある出会いにつながります。「自分に合っているか?」を常に意識して、戦略的にイベントを活用していきましょう。